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インドネシア戸建住宅事情

 

皆様お久しぶりです。

しばらくこのブログを放置しておりまして大変申し訳ございませんでした。

プロジェクトがまわりにまわり、頭を整理する時間が取れずまさかの前のブログから半年がたとうとしております。

最近は細かい調査依頼なども多く細かい情報まではご提供できないところではありますが、

一般の方でもお楽しみいただけるようなブログを目指していきたいと思います。

ただあくまでも自分の頭の整理用なので、わかりにくい点が多々あるかもしれませんがあしからず。

 

さて、最近はインドネシアでも戸建て住宅への投資活動が増えているように感じています。

といってもやっぱり注目を受けるのはジャカルタ。ジャカルタ中心地の地価も上がり、投資物件であったアパート(コンドミニアム)も税金の値上げの影響で最近は投資熱も下がり気味。

投資物件としてもそうですが、住宅用として、ジャカルタ郊外に戸建て物件をもつインドネシア人が増えてきているようです。

ジャカルタ郊外では各大手デベロッパーがニュータウンを開発中で、延床面積100平米とした時の単価が約350万円~450万円、土地建物併せて約850万円~1400万円(延べ床面積は90平米~250平米)程度の物件を販売しています。

最近では日系企業も戸建て物件の開発にのりこんでいます。最近のものとしては今年(2015年)の4月にトヨタホームが戸建て物件の販売を開始。西ジャワ州ブカシ県で東急不動産の現地子会社ハトモハジダンカワンが開発する大規模分譲地「サクラ・リージェンシー3」内で手掛けます。トヨタホームは総分譲戸数467戸のうち約25%に相当する114戸を販売。住宅は2階建てで土地面積112平米、延べ床面積128平米になります。

 

戸建て住宅は年間1300万戸も不足しているといわれています。所得が増え、戸建て住宅需要も増える中、どのような特徴が、インドネシア人に響くのでしょうか。

 

①メイド用の入り口とメインの玄関を分ける

日本人の場合はこの部分にあまり意識が向かないかと思いますが、

運転手やメイドを雇うことはよくあるインドネシア人の中間層以上のご家庭では

メイドがメインの玄関から入ることを嫌うようです。メイド用の入り口はキッチンや

洗濯場等家の裏側に続くようにできていることが多く、メイドが自由にリビングや寝室などに入らないような工夫をされている家もあるようです。

 

②カーポートの重要性

インドネシア郊外のニュータウンに行くと、家の前がほとんどガレージ、

カーポートがあるのをよく見かけるかと思います。

最近では一家に2台は自動車やバイクを持っている家庭も多く、カーポートがあり、

屋根がついているのを好む傾向があるようです。

場合によっては車を外に見せていると盗難の被害にあう可能性もあるため、

インナーガレージ(外から見えないようにカーポートの奥にさらにガレージを設ける)

を必要とする家庭もあります。

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(写真)ジャカルタ郊外のニュータウンにある戸建住宅

③ウェットキッチンとドライキッチンの使い分け

東南アジアの家庭に行くとよく見られるウェットキッチンとドライキッチン。

ウェットキッチンは家の奥にあることが多く、半戸外になっていることが多いです。

これは調理の煙を外に出すという役割もあるためです。ウェットキッチンでは油ものを上げたりするなど本格的な調理を行う時に利用されるキッチンで、ドライキッチンは火を使うようなものではなく、簡単な食事を作ったりするときに利用するキッチンで

お客さんが来た時などはドライキッチンしか見えません。インドネシアでもこのような構造が多いこともあり、キッチンの役割をきっちりわけられるキッチンの配置や設備が好まれる傾向があります。

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左がドライキッチン。右がウェットキッチン。右の写真の右側は庭になっていて半戸外である。

④水漏れを気にする

どんなに有名な現地デベロッパーで、見た目もよく新しい設備や環境を整えていても、なくならないクレームが「水漏れ」。あるご家庭に訪問させていただいた際にも、まだ入居して1年もしていないにも関わらず水漏れで非常に困ったそうです。

そのため道に面する側への水場の設置(シャワー室やトイレ)は控えられているのが現状で、外観、ファサードの劣化を防いでいるようです。(といっても家全体で水漏れおこったら全体的に劣化が進みますがね汗)

 

⑤外観のイメージ

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最近では伝統的なオレンジの屋根のある家はニュータウンでは見なくなっています。

よく見られるのは構造的に隣の建物とくっついており、クラスターで同じ形の家をいくつも作っています。余った土地部分は増築したり、土地自体を購入して自分の

デザインに家を建てる場合もあります。(ただファサードはデベロッパーによって厳しく統一されているところもあります)

道側には必ずバルコニーや庭があり、涼しげでリラックスできる印象を好みます。

ところで余談ですが、

某現地大手デベロッパーのタウンシップ(ニュータウン開発計画)を担当されていたチームリーダーの方に

お話を伺っていると、我々が示した外観のサンプルの一部が、彼がデザインしたということでネットからとってきたのがばれてしまいました笑

それではまた更新をお楽しみに。。。

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