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インドネシアのローコストアンドグリーンカー(LCGC)の影響は?

こんにちは!今週はインドネシアの4輪車について!

最近LCGC(ローコストアンドグリーンカー)低価格で環境に配慮した自動車に対して優遇政策を取られるようになり、

自動車業界の動きも変わってきているようです。

アメリカの自動車保有者数は1000人のうち800台、インドネシアは45台と四輪市場はまだまだ成長段階。(ジャカルタではあんなに渋滞がひどいのに。。。)

インドネシアの新車市場は現在100万台、今年は120万台とGaikindo(インドネシア自動車製造業者)が予測。数年以内には200万台を突破するとも言われています。

さて、LCGC政策で各社どういった動きになっているのでしょうか??

日産(シェア5-7%、工場:チカンペック。2013年9月28日現在)

「ダットサン」

「GO+(ゴー+)」:3列シート7人乗りの多目的車(MPV)モデル、1200cc、1億ルピア(約86万円)→インドネシアの家族向けに特別に開発!

datsun

上記ふたつをお披露目。昨年6月にMPV「エヴァリア」(1500cc、1億4700万~1億9900万ルピア)を投入していましたが、さらに低価格に!

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5人乗りハッチバッグの「ダットサンGO」も投入予定。これもLCGC。

LCGCの規定は現地調達率80%、10~75%の奢侈税が最大0%に。車体の最高価格は9500万ルピア

 

トヨタ(シェア35%、工場:カラワン2工場、北ジャカルタ2工場。2013年9月28日現在)

「アギア」(1000cc、9900万~1億2075万ルピア)9月上旬に発売開始。

Toyota Agya biruagya(2)

ダイハツ工業(シェア:約15%、工場:西ジャワ州カラワン県・スルヤチプタ工業団地。2013年9月28日現在)

「アイラ」(1000cc、7610万~9750万ルピア)9月上旬に発売開始。

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ホンダ(シェア7%、工場:カラワン工業団地内。2013年9月28日現在)

「ブリオ・サティヤ」(1200cc、1億600万~1億1700万ルピア)

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(JKT48とのコラボ)

MPV「モビリオ(1500cc、1億5000万~1億8000万ルピア:約132万~158万円)」(9月19日国際モーターショーでお披露目!)

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スズキ(シェア13-15%、工場:タンブン工場他GIIC内。2013年9月28日現在)

小型車「カリムン ワゴンR(1000cc、販売価格未定)」(9月19日国際モーターショーでお披露目!)

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認可が下りる10月以降に販売開始予定。

三菱自動車は来年をめどにLCGCを投入予定。

その他外国企業、韓国の現代自動車やインドのタタ・モーターズなども国際モーターショーでLCGCの導入意欲を示しています。

上記のようなLCGCへの動きで、消費者の動向はどうなっているのでしょう。

NNA実施の調査によると、1年以内に購入予定している首都圏の消費者の割合は5割になっています。

上記の数字はすでに車を保有しているホワイトカラー(げ)で、保有していない会社員は26%と、すでに保有しているにもかかわらず購入意欲が減退していません。

購入したい乗用車のタイプはセダンが36%でトップ。この後3列シートのMPV車が続きました。

セダンの選択理由としては運転しやすく、乗り心地も快適であることが理由として挙げられます。

SUVは週末のドライブ用、という消費者の支持を集めています。

Toyota-Etios-Sedan-Indonesia

ただ、新車の購入予算は2億5000万ルピア(約220万円)以上が最も多く、LCGCの価格帯である1億ルピア以下は17%にとどまるのみとなりました。

ホワイトカラー層ではあまりエコカーの需要はない様で、中高価格帯の品質の高いモデルを選択する傾向が有ります。

トヨタであれば販売価格が1億5,555万ルピアからの「アバンザ」、それ以上に金銭的に余裕のある消費者には「キジャン・イノーバ」「NAV1」「アルファード」など。

Grand New InnovaNew_Avanza_Veloz_airbag_2013toyota-alphard-2013

ダイハツ工業は「セニア(アバンザの姉妹モデル)」。

実際には本調査でトヨタの「アルファード」が45%で最も人気。特にマイカー所有者のアイででは65%。そのあとは「キジャン・イノーバ」が2位。

小型車ハッチバッグでも中級モデル「ヤリス」なども上位になったもののLCGC適合車は含まれていませんでした。

All-New-Toyota-Yaris-2013-tampilan-depan-biru

人気の理由は「信頼性」「適正価格」が他社よりもバランスよくとれていたことが要因とみられています。

専門家の中には今回のLCGCの販売で、購入者の5割は新規で自動車を購入する消費者としていることからも、対象はあくまでも中間層であるように感じます。

政府が優遇政策をLCGCに実施している一方で、輸入車には奢侈税を上げる動きが出ています。

9月23日には完成輸入車の奢侈税を75%から125~150%に上げます。

ジャガーやレクサスなどの販売を先送りにするなど各社自主規制。対象車は排気量は3000cc以上、価格は10億ルピア(990万円)以上となっています。

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恐らく上記の自動車の購入者はかなりの富裕層で、NNAの調査対象者からは明らかに外れるでしょう。

インドネシアの自動車販売ターゲットは中間層以上で明確に分かれているように感じます。

富裕者層はいわゆる輸入車(レクサス、ジャガーなど)、上位中間層(または下位富裕層?)は品質の高いSUVやMPV(アルファード、キジャン・イノーバ等)、そして中位中間層から、下位中間層へはLCGCを対象車としている

というはっきりと明確にターゲットが絞られた構造になっているかと思います。

このデータだけでは確実に明らかとは言えませんが、うっすらと販売車にもレベル分けがされている印象です。

LCGCだから購入しない、というよりは品質などを求めている上位中間層が多いため、LCGCの低価格帯に流れて行かないのも大きな特徴かと思われます。

まだ販売が開始されたばかりなので確実ではありませんが、LCGCの印象についてインドネシアの消費者にインタビューしようかとおもいます!!

各自動車の写真をみて一言、個人的にはLCGCはトヨタのアギヤがいいかなと。。デザインはトヨタがやはりいいな~と思います。高所得者の方は買わない印象ですね。(LCGCの影響は高所得者にはやはりあまり影響がなさそうです)

と、マイカー持ってない人間のたわごとにて締めさせていただきます(笑)

(乗り心地やインテリアはちゃんと見てないのでなんともいえませんが汗)

そもそもバブル崩壊後に生まれた世代かつ大学生から東京暮らしなので全く日本の車のブランドについていけない私、、、

たまに地元帰ると車の話で盛り上がりますが私は完全に蚊帳の外です(笑)

それではまた~

英語関連記事:

http://www.thejakartapost.com/news/2013/09/17/inexpensive-autos-cause-major-blow-city-cars.html

 インドネシア語関連記事:

http://www.bisnis.com/rupiah-lemah-pajak-mobil-mewah-naik

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