インドネシアの小売情報2013年6月版

皆様、お久しぶりでございます。2週間ほどさぼっておりましたがまた引き続きブログを書いていきます~

まずは今月のマーチャンダイズ関連の動きについて。

①フランスの百貨店大手ギャラリー・ラファイエット

フランスの百貨店大手ギャラリー・ラファイエットは、インドネシアにアジア初店舗を開業。

現地の小売り大手ミトラ・アディ・プルカサ(MAP)に最大5店舗までのフランチャイズ権を付与。

1号店はジャカルタの都心部にある高級ショッピングモール「パシフィック・プレース」に設置。

4フロアの売り場面積は1万2000㎡。350ブランドを取扱い、価格帯は10万~1,000万ルピア(約950~9万5,000円)に設定。平均価格は100万ルピア。

②食品スーパー「ランチ・マーケット」&「ファーマーズ・マーケット」

「ランチ・マーケット」&「ファーマーズ・マーケット」を展開するスプラ・ボガ・レスタリは

今年5店舗をオープンする計画を発表。総投資額は約5億円。全て手元資金で行う。

ランチマーケットは22日に開業予定の商業施設「ロッテ・ショッピング・アベニュー」と

北ジャカルタのパンタイ・インダ・カプックの2カ所に設置。

ファーマーズ・マーケットは1店舗西ジャワ州ボゴールに開業、のこり2店舗は同州ブカシに10月にオープン予定。

③ミニストップ

スプラ・ボガ・レスタリの7割を出資するバハギア・ニアガ・レスタリは

ミニストップの1号店をジャカルタ南部郊外のバンテン州タンゲランで「ビンタローセクターセブン店」を開業。(6月19日)

2~4店舗目同地区や首都南部に設ける。来年には30店舗追加し、15年までに50店舗、5年後には300店舗へ拡大予定。

インドネシア産の牛乳を使用したソフトクリーム(7,000ルピア=約70円)や、「ハロハロ」(1万2000ルピア)、

フライドチキン(1万2000ルピア)などを提供。

ミニストップの海外展開はインドネシアが6か国目。5月末時点の店舗数は韓国が1,897店、

フィリピンが344店、中国53店、ベトナム17店、カザフスタンが2店。

④アパレル大手H & M

スウェーデンのアパレルメーカー大手ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)は、

年内に2店舗、来年3月には売り場面積4,000㎡のインドネシア旗艦店を開設する予定。

1号店は7~9月に南ジャカルタの商業施設「ガンダリア・シティー」に開所。売り場面積は2,400㎡。

南ジャカルタの商業施設「ポンドック・インダ・モール」に1,700㎡の2号店を開業した後、

中央ジャカルタの商業施設「グランド・インドネシア」に旗艦店を開設。

H&Mは世界49 カ国・地域で計2,900 店を展開。東南アジアではシンガポール、マレーシア、タイなどに店舗を構える。インドネシアには、地元企業ヒンドとのフランチャイズ契約で参入します。

⑤ユニクロ

ファーストリテイリングは22日、「ユニクロ」1号店を南ジャカルタ・クニンガンの複合開発地区「チプトラ・ワールド」内でオープン。売り場面積は2,680㎡で、タイの2,750㎡に次ぐ規模。

所得水準や年齢層でターゲットを絞らず、「メイド・フォー・オール」をコンセプトに市場を狙います。

冷房が効いた室内を見越してヒートテックも販売予定、インドネシアのバティックを取り入れたデザインの商品も販売する方針です。

GUのブースのあるそうで、より手頃な商品も取り扱っています。

英語関連記事:

http://www.cpp-luxury.com/galeries-lafayette-opens-in-jakarta-indonesia/

http://www.thejakartaglobe.com/business/hm-gears-up-for-3-indonesian-stores-as-retail-sales-growth-surges/

http://ajw.asahi.com/article/economy/biz_briefs/AJ201306190062
インドネシア語関連記事:
http://www.bisnis.com/ranch-market-ekspansi-gerai-supra-boga-incar-penjualan-rp14-triliun

Leave a comment